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F-villa 山中湖の別荘

 

山中湖畔に建つ、昭和20年代に建てられた古い別荘をリフォームしました。

既存の建物の持つ雰囲気を尊重しながら、老朽化した設備関係の刷新を中心に、派手な操作を避けて計画しました。

20帖の広間は部屋を明るくしたいとの希望から白い珪藻土を壁に塗り、天井と床は既存のそれを磨き、補修するにとどめています。新しく据えられた薪ストーブは古い建物全体を、優しく暖かに包み込んでいます。

小さな和室は床の間と押入を取り去り、書棚を作ることで書斎へと生まれ変わりました。

浴室はタイルの浴槽と腰壁を取り去り、それらを檜で作り替えました。

また脱衣場と浴室とのレベル差を檜のスノコで解消することで、お年寄りにも安心で開放感のある空間にしています。

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